2024-03-28T13:15:27Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02005559
2022-10-31T02:46:59Z
1642837622505:1642837799566:1642837800034
1642838403551:1642838405037
公立学校に在籍する発達障害児への教育的対応及び支援に関する研究 -校内支援体制の構築を中心に-
The Study on Educational Action and Support to Developmental Disability Children in the National School -Focus on the Construction of Support System in the School-
赤嶺, 太亮
緒方, 茂樹
Akamine, Taisuke
Ogata, shigeki
open access
調査1では、学校内における校内支援体制の進展及び課題を明らかにするため、沖縄県の公立学校及び特別支援学校のコーディネーターを対象に悉皆調査を行なった。その結果、「校内委員会の設置」といったいわゆる支援体制の「形式」は出来つつあるが、機能面である「質」に焦点を当てると、依然として課題が見られた。その主な背景には、コーディネーターの職務に対する環境調整が十分にされていないことが明らかになった。また、調査3においては沖縄県のスーパーバイザー的な立場にいる公立学校及び特別支援学校のコーディネー夕ーを対象に、教員間の「共通理解」に関するノウハウ、実態及び課題を明らかにするために質問紙調査及び聞き取り調査を実施した。その結果、コーディネーターは、日常勤務における工夫・改善を図りながら共通理解に取り組んでいることが明らかになった。得られた所見から、今後、特別支援教育における機能的な校内支援体制を整備していくためには、1校内支援体制の質的課題、2コーディネーターが取り組みやすい環境調整の必要性とそれを支える管理職の理解、3「子どもの変容」を中心とした全職員での共通理解のあり方、4共通理解を図る上での「場や時間の有効活用」、が重要であることを指摘した。
紀要論文
琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センター
2010-03
jpn
departmental bulletin paper
VoR
http://hdl.handle.net/20.500.12000/17307
http://hdl.handle.net/20.500.12000/17307
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/records/2005559
1884-9407
AA12478687
琉球大学教育学部発達支援教育実践センター紀要
1
29
39
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/record/2005559/files/No1p029.pdf