2024-03-29T07:00:44Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008484
2022-10-31T04:02:39Z
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Geographical Distribution of Mimetics in Amami-Okinoerabu Island
奄美沖永良部島におけるオノマトペの言語分布
Tokunaga, Akiko
徳永, 晶子
open access
豊富なオノマトペの遍在が琉球語・日本語の一大特徴であるが、諸方言におけるオノマトペの研究は少ない。本稿は琉球語奄美沖永良部方言オノマトペの音韻形態構造、統語上の働きを整理すると共に、島内の語彙的地域差について検討する。最も典型的な沖永良部オノマトペの音韻形態構造は、2音節語根の反復からなる4モーラ構造だが、日本語中央方言にはない5モーラ以上の語形も一定数存在する。またオノマトペにも語彙的な地域差があり、その分布パターンをいくつかにタイプ分けすることが出来る。本稿では、(A)-(E) の五つのパターンを認め、そのうちの四つについて、それぞれの特徴を検討する。オノマトペも一般語彙と同様に社会・文化的背景を反映し、伝播による語彙の変異が起きる。琉球語・日本語諸方言の記述の進展によって、オノマトペの歴史的変化を明らかにできることが期待される。
論文
the International Institute for Okinawan Studies, University of the Ryukyus
琉球大学国際沖縄研究所
2013-09-02
eng
journal article
VoR
http://hdl.handle.net/20.500.12000/35865
http://hdl.handle.net/20.500.12000/35865
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/records/2008484
2185-4882
AA12519591
International journal of Okinawan studies
4
1
13
28
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/record/2008484/files/Vol4No1p13.pdf