2024-03-29T13:52:12Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02010334
2023-08-03T05:36:16Z
1642838163960:1642838338003
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自閉症スペクトラム障害児の自己同一性の形成の解明と学齢期の関係発達的支援の開発 : 幼児期からの関係発達的支援および教育実践への展開に向けて
The Solution of formation of the self-identity of the Autism Spectrum child with Disabilities And Development of The Support Approach of The developmental Relationship with Others in the period of school age
浦崎, 武
武田, 喜乃恵
Urasaki, Takeshi
Takeda, Kinoe
open access
自閉症スペクトラム障害児
自己同一性
関係発達的支援
教育実践
「自分はどうみられているか」、他者との違いが不安になる自閉症スペクトラム障害児の学齢期は発達的に重要な時期である。現在、自閉症スペクトラム障害児への支援として社会適応のスキルの獲得を目的とする訓練は多く見られるが、障害の中核とされる「他者との関係性」の発達的課題を基盤とする「私とは何ものか」を問う、「自己同一性の形成」の解明に真正面から取り組む研究や学齢期の心理的安定を支援する方法の研究は極めて少ない。そこで浦崎ら(2011)は学齢期の心理的安定をもたらす「他者との関係性」を基軸とする「関係発達的支援」を行ってきた。そして現在、支援体制の充実と複数の支援事例により「自己同一性の形成」の過程を整理する段階に研究が進んできた。そこ で本研究では「自己同一性の形成」の過程の解明および「関係発達的支援」における学齢期の支援方法やその効果を詳細に検討し、「学齢期の関係発達的支援」の開発を目指した。その開発には多様な実践事例を検証すること、学齢期のみに限定せずに幼児期や青年期も含めた他者との関係性の支援法を検討すること、支援の場における状況や文脈をも視野に入れた関係発達的支援の方法を検討すること等の今後の課題の解決を目指すことが必要となる。
本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.5, No.1(2017/9)に査読を経て受理された。
論文
九州地区国立大学間の連携事業に係る企画委員会リポジトリ部会
2017-09-30
jpn
journal article
VoR
http://hdl.handle.net/20.500.12000/43525
http://hdl.handle.net/20.500.12000/43525
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/records/2010334
http://id.nii.ac.jp/1066/00000318/
琉球大学 個人投稿枠
1882-8728
九州地区国立大学教育系・文系研究論文集
5
1
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/record/2010334/files/29urasaki_05-01 2017.pdf