2024-03-29T10:27:57Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02017874
2023-12-13T05:17:30Z
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東北タイの開発と市民社会形成のダイナミズム—2つの農村の比較から—(1)
Dynamism of Civil Society Movement and Development in Northeast Thailand (1)
鈴木, 規之
Suzuki, Noriyuki
open access
タイ
開発・発展
市民社会
クーデター
プラチャーコム
本研究の目的は、タイの開発・発展のあり方をその主体や方向性の議論の中でタイの学界で大きく注目されている市民社会概念に着目し、市民社会の基盤となるプラチャーコム1(住民組織、住民による小グループ)を調査・研究することにより市民社会形成のプロセスを実証的に明らかにすることである。2006 年のクーデター、2010 年の赤シャツ派と黄シャツ派の対立による流血事件は、開発と市民社会形成のあり方に再考をうながし、2014 年の赤シャツ派と黄シャツ派がもたらした混乱の中でのクーデターは、さらにタイにおいてマクロレベルの変動とミクロレベル(プラチャーコム)のリンクを改めて問うこととなった。
本稿では、グローバル化の影響を受けた東北タイの農村について「社会開発」と社会学的な「市民社会論」の視点から、いわゆる市民社会形成の基盤となるようなプラチャーコム内の人々の意識がどのように形成されるのかを明らかにする。
琉球大学人文社会学部
2022-03
jpn
departmental bulletin paper
VoR
https://doi.org/10.24564/0002017874
http://hdl.handle.net/20.500.12000/0002017874
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/records/2017874
10.24564/0002017874
1343-4896
人間科学 = Human Science
42
1
38
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/record/2017874/files/No42p001.pdf
1.8 MB