2024-03-29T07:24:27Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02001872
2022-02-14T21:17:43Z
1642837622505:1642837745608:1642837769652
1642838403551:1642838405037
短期大学生の進路に関する研究 : 働く人のモデルの有無が進路に及ぼす影響
Influence of the Model of Worker on Career Maturity of Junior College Students
廣瀬, 等
高良, 美樹
金城, 亮
廣瀬, 真喜子
Hirose, Hitoshi
Takara, Miki
Kinjo, Akira
Hirose, Makiko
働く人のモデルの有無が短期大学生の進路に及ぼす影響を明らかにするため、保育士、幼稚園教諭を目指す学科に所属する短期大学2年生を調査対象者として検討した。その結果、1)半数近くの学生が入学前後で働く人のモデルをもち、働く人との間柄は「教師」、職業は「保育士」が多い、2)大学入学前に働く人のモデルが存在した場合、より専門志向の理由で入学し、大学進学理由では「教師」に影響を受けた学生が多い、3)大学入学後に働く人のモデルが存在した場合、自分自身のみならず、社会にも目を向けた仕事をする理由であり、その理由の形成では「父親」に影響を受けた学生が多い、4)卒業後の進路(進路目標の決定状況→過去一年間の準備・活動の有無→現状)では、入学前後で働く人のモデルが存在する場合、「準備・活動」に積極的な影響があった。ただし、準備・活動の具体的な内容は、比較的初期の準備・活動に留まっており、そのことから実際の就職の内定には結びついていないとも考えられた。5)入学前後で働く人のモデルが存在する場合、職業レディネスが高く、卒業後の進路を考慮して大学・学科を選択しており、また、大学・学科の講義・演習科目の内容が役立ったと評価していた。
紀要論文
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
琉球大学教育学部
VoR
http://hdl.handle.net/20.500.12000/2131
1345-3319
AA11393705
琉球大学教育学部紀要
68
204
191
jpn
open access