2024-03-28T19:43:55Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02001899
2022-02-14T21:18:18Z
1642837622505:1642837745608:1642837763748
1642838403551:1642838405037
女子短大学生の「子ども観」に関する研究2 : 保育職志望度と地域特性との関連で
Women's College Students' Perceptions of Children
島袋, 恒男
當山, りえ
喜友名, 静子
Shimabukuro, Tsuneo
本研究は、保育科短大生216名を対象とし、(1)保育科学生の「子ども観」尺度を作成し、(2)保育職への志望度の違いによる「子ども観」の違いを検討することを目的とした。因子分析の結果、「子ども観」尺度価値体系の第1因子は、「立身出世」の因子、第2因子は「親族主義」因子、第3因子「伸び伸びした存在」の因子、第4因子「自己制御」因子が抽出された。概念体系においては6因子が抽出され、第1因子「可能性」因子、第2因子「否定的」因子、第3因子「あてになる存在」の因子、第4因子「自立的存在」因子、第5因子「個としての存在」因子、第6因子「了解可能な存在」の因子と命名した。\n沖縄県と愛媛県の地域比較の結果、親族主義的価値観は沖縄県の方が高かった。概念体系においてポジティブな「子ども観」の2因子において、沖縄県の方が肯定度が高かかった。志望度別の比較から、保育職を志望する群の方が、志望しない群よりも子どもをいとおしくまた個性的な存在として、肯定していることが明らかになった。愛媛県の方が志望度の違いと子ども観との関連が深かった。
紀要論文
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
琉球大学教育学部
VoR
http://hdl.handle.net/20.500.12000/1935
0386-5746
AN10144831
琉球大学教育学部紀要 第一部・第二部
52
199
193
jpn
open access