2024-03-29T10:40:06Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02004771
2022-10-31T02:22:28Z
1642838403123
1642838403551:1642838406414
生物の自然治癒力を応用した沖縄のサンゴ礁修復技術の開発
Bioremediational approach for coral reefs ecosystems
山崎, 秀雄
Yamasaki, Hideo
環境修復技術
地球温暖化
海水温度上昇
光合成
環境修復
サンゴ
サンゴ白化現象
沖縄
ストレス
科研費番号: 18310058
2006年度~2008年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書
研究概要:都市化に伴う水質汚染や、地球温暖化による海水温度上昇よって沖縄のサンゴ礁は衰退の危機にある。本研究では、持続的なサンゴ礁の修復・保全技術開発を目指して、サンゴの自己修復能力を高める物理的要因(環境因子)と生物的要因(環境応答)を学際的アプローチによって明らかにすることを目的とした。本研究の実施の結果、高温による最初の代謝異常の特定、サンゴの骨格内微生物相の違いが環境ストレス耐性に寄与していること、サンゴ種によって、温度と光の複合ストレスの感受性が異なっていること、水面の波や水流などの物理的要因がサンゴの白化抑制と回復に寄与していること等が明らかとなった。これらの成果は、サンゴの健康状態の診断や、水工土木的なサンゴ礁回復技術の基礎となる知見である。
研究報告書
http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws
山崎秀雄
2009-05-01
AM
http://hdl.handle.net/20.500.12000/11628
jpn
open access