2024-03-29T10:08:43Z
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oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02006766
2022-10-31T03:08:40Z
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Comparaison des Effets de l'Enseignement Explicite et Implicite en Matière d'Expression de l'Etat en Français - Etude longitudinale
結果状態表現に関する明示教育と暗示教育の長期的比較分析
Delbarre, Franck
デルバール, フランク
本論文では三つの学生群(1年生)を対象としたフランス語教育上の長期的実験の最後の段階について述べられています。この実験はフランス語における結果状態表現に(être+過去分詞)に対する暗示的教え方と明示的な教え方による結果の比較を目的としており、それに合わせてフランス語教育対策の改善を促すものです。2010年に発行された著者の論文では日本語の文章を参照してフランス語で動作または結果状態を表す動詞の形態の中から正しいものを選ぶ形のアンケートを通して、明示的な教育を受けたフランス語学習者のほうが暗示的な教育を受けた学習者より日本語に対応したフランス語の正しい動詞の形態を当てることに成功したということが明らかになりました。ですが、長期的にはその明示的な教え方の影響が続いているかどうか解明するためには、最初の段階のアンケートが行われた一か月間以上後にあらためてそれらのアンケートに類似した日本語の文章を載せた日仏訳の問題を同じ学習者に受けさせました。今回の日仏訳の形で行われたのは自ら結果状態を表すフランス語の動詞形態が正しく作成できるかどうか確かめるためなのです。この形でも、明示的な教育を受けた学習者群による成功率のほうがはるかに高いという事実が明らかになりました。しかし、その結果が学習環境によって変わるかどうか確かめるためにはほかの大学で行う必要があるでしょう。
紀要論文
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
琉球大学法文学部国際言語文化学科欧米系
2011-10
VoR
http://hdl.handle.net/20.500.12000/22487
0919-4215
AN10439198
言語文化研究紀要 : Scripsimus
20
82
61
fra
open access