2024-03-29T08:08:51Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02012512
2023-08-03T05:36:10Z
1642838163960:1642838338003
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孤立性子宮頸部転移をきたした盲腸癌の1例
A Case of a Solitary Metastasis to the Uterine Cervix from Cecal Colon Cancer
島袋, 鮎美
金城, 達也
佐村, 博範
西垣, 大志
伊禮, 靖苗
西巻, 正
Shimabukuro, Ayumi
Kinjo, Tatsuya
Samura, Hironori
Nishigaki, Taishi
Irei, Yasue
Nishimaki, Tadashi
盲腸癌
子宮転移
cecal colon cancer
uterine metastasis
症例は71歳,女性.2013年に他院にて盲腸癌に対して腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行(T3N1H0P0 Stage IIIa).術後補助化学療法終了後,同院にて経過観察となった.術後7カ月頃より不正性器出血を認めたため,近医産婦人科を受診.精査の結果,子宮体癌IIIB期,子宮頸部浸潤が疑われ,当院産婦人科へ紹介された.CTおよびMRI検査にて子宮頸部後壁に腫瘤性病変を認め,直腸との境界が一部不明瞭であった.また,子宮頸部生検では腺癌の診断で,免疫組織化学染色ではCK7陰性,CK20陽性であったため,盲腸癌の子宮転移が疑われた.婦人科と合同で広汎子宮全摘術,直腸部分切除術を施行した.術後経過は良好で第12病日に退院.術後病理組織学的検査にて高分化~中分化管状腺癌であり,盲腸癌の子宮頸部転移の診断となった.現在,無再発生存中である.大腸癌の子宮頸部転移は非常に稀であるため報告する.
論文
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
日本臨床外科学会
2016
VoR
http://hdl.handle.net/20.500.12000/46273
1882-5133
1345-2843
日本臨床外科学会雑誌
9
77
2240
2235
jpn
https://doi.org/10.3919/jjsa.77.2235
https://doi.org/10.3919/jjsa.77.2235
open access