2024-03-29T06:30:39Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019786
2023-05-08T06:04:22Z
1642837622505:1642837905044:1683010812025
1642838403551:1642838407312
ZEAL(Zero Energy Agriculture and Livestock)プロジェクト ~沖縄県内の畜産施設におけるゼロエネルギー化に向けた予備試験~
波平, 知之
Namihira, Tomoyuki
茅野, 太紀
Kayano, Taiki
屋良, 朝宣
Yara, Tomonori
村田, 正将
Murata, Masayuki
中川, 鉄水
Nakagawa, Tessui
千住, 智信
Senjyu, Tomonobu
DX
環境測定システム
SDGs プロジェクト
スマート畜舎
太陽光発電
本研究は,令和3 年度琉球大学SDGs 社会解決研究プロジェクトによって行われた.琉球大学農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター内畜舎においてスマート畜産を実践するための実証試験として,1. 消費電力計測機の設置,2. 畜舎内への簡易Wi-Fi の整備,3. 移動式太陽光発電システムの自作,4. ミニローダの改造を行い,脱炭素社会に対応し得る実用レベルのスマート畜産の課題を検討した.その結果,消費電力の年間のモニタリング調査から,畜舎で24 時間稼働している扇風機と家畜用ヒータの消費電力量は必ずしも高くはなく,畜産経営を圧迫するものではなかった.畜舎での6,000 kWh/年の消費電力量を太陽光発電システムで活用する場合は,現時点での費用対効果は低い.畜舎周辺のDX 化(Wi-Fi 設置)によって畜舎内外の環境データの収集が可能となり,家畜の行動をスマートフォンを用いて観察できたが,研究面では画像や動画などのデータ量の多さによって処理に時間を要する課題が出てきた.畜舎内の環境データの解析から,7 月上旬から10 月上旬(3 ヶ月間)は暑熱対策が,12 月上旬から3 月上旬(3 ヶ月間)は寒冷対策が必要であることが明らかになった.
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
琉球大学農学部
2022-12
VoR
0370-4246
AN00250548
琉球大学農学部学術報告
69
37
33
jpn
open access