2024-03-28T12:39:36Z
https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/oai
oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019816
2023-05-11T04:41:17Z
1642837622505:1642837894792:1683703793394
1642838403551:1642838404571
クリティカル・シンキングの定義と看護過程
吉満, 昭宏
浜崎, 盛康
道理性
クリティカル・シンキング
問題解決法
探求過程
看護過程
本稿は、クリティカル・シンキング(以下、「CT」とも表記する。)の定義を考察し、これを踏まえて看護過程を検討するものである。まずは論点を設定し、背景となる事柄について触れる(第 1 節)。次に、CT を道理的クリティカル・シンキングとして捉えて、われわれの定義を示し、「道理的クリティカル・シンキングを道具とする探求過程」を提示する(第 2 節)。本稿が強調したい最大の点は、この「道理的・道理性」という考え方を、現実の探求(問題解決)過程に導入することの決定的な重要性である。そして次に看護過程について検討し、これと CT の関係をめぐる従来の見解を見ていく(第 3 節)。更に、以上を踏まえて、看護過程と先のわれわれの探求過程との関係について論じ、看護過程の独自性にも触れる(第 4 節)。最後に、まとめと今後の課題を提示して論文を締めくくる(第 5 節)
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
琉球大学人文社会学部
2023-03
VoR
1343-4896
人間科学
Human Science
43
242
187
jpn
open access