@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02001033, author = {道田, 泰司 and Michita, Yasushi}, issue = {57}, journal = {琉球大学教育学部紀要}, month = {Sep}, note = {本研究では、論理構造が等しい日常的な題材を複数用い、文章を読む際に、批判を要求しない場面を設定し、大学生がどの程度批判的態度を発揮して批判を生成するか、また、その批判にはどのような思考が含まれているのかについて検討することを目的とした。さらに、これらの結果を元に、日常的な批判的思考態度を捉えるための、よりよい方法について検討した。調査の結果、受容/不受容分布の題材間変動、および不受容内容の分析から、学生の態度や思考の内容が、与えられた題材に左右されることが明らかにされた。\nまた、本調査の反省をもとに、批判的思考態度を測定する際には、以下の点に留意すべきであることが考察された。(1)文章題材に対する被調査者の基本的な態度がややもすると不明確になる点を明確にするために、個別面接や追加教示などの工夫が必要であること、(2)批判的思考態度と同時に批判的思考能力が測定される必要があること。このようにして、現実場面で一般化可能な形で学生の思考の特質を知ることによってはじめて、大学教育の中で、学生の特質に合わせて、適切に思考力の育成を図ることが可能になると結論づけられた。, 紀要論文}, pages = {241--249}, title = {大学生における批判的思考態度測定の試み}, year = {2000} }