@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02001329, author = {緒方, 茂樹 and Ogata, Shigeki}, issue = {61}, journal = {琉球大学教育学部紀要}, month = {Sep}, note = {今回は特に沖縄県内の特殊教育諸学校に在職する全ての教員を対象として、障害児教育に関わる琉球大学大学院への進学に関する意識調査を行った。調査の結果、「琉球大学大学院教育学研究科、学校教育専攻内に障害児教育コースが設置されていることをご存じですか」という項目に対して、「知らなかった」とする場合が全体の45.97%を占めていた。さらに、「県から現職教員を琉球大学大学院へ派遣するという制度があることをご存じですか」という項目に対して「知らなかった」とする場合が全体の39.41%を占めていた。これらのことから、県内の特殊教育諸学校に在職する現職教員の約半数は、琉球大学に障害児教育に関わる修士課程が設置されていることを知らなかったという現状が明らかとなった。また「今後条件が整えば障害児教育に関わる大学院で勉強をしようとする希望がありますか」という項目に対して、現段階で明確に進学希望を打ち出している教員数(36.52%)に、「これから考える」という教員数(36.52%)も含めれば、全体の70%以上の教員が今後の大学院進学を考慮していることが明らかとなった。ここで特に大学院の進学について「これから考える」という回答が数多くみられたことは、今回の調査を通じて改めて琉球大学の大学院、あるいは派逝制度の存在を知ったことによるものと考えられる。以上のことから、本調査によって結果的に琉球大学に障害児教育に関わる大学院修士課程が設置されていること、さらに県からの派遣制度があることなどを改めて個々の現職教員にインフォメーションすることができたものと考えられる。このことはすなわち、県内の現職教員の潜在的なニーズの発掘に役立ったものと考えられ、県からの派遣制度を利用できれば大学院への進学を考慮するという意見が少なからず認められたことも考慮して、今後は現職教員から琉球大学大学院への進学希望者が増加することが期待される。, 紀要論文}, pages = {111--123}, title = {県内特殊教育諸学校在職教員の琉球大学大学院に対する意識調査}, year = {2002} }