@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02001545, author = {浦崎, 武 and Urasaki, Takeshi}, issue = {8}, journal = {琉球大学教育学部障害児教育実践センター紀要, The bulletin of the Research and Clinical Center for Handicapped Children}, month = {Mar}, note = {軽度発達障害者は対人関係を苦手とする障害ゆえに他者との関係性に基づいたトラブルが生じてくることが多くある。たとえば、高機能自閉症の子どもの場合は他者の側にたって物事を考えることの困難さにより一方的な自分中心の関係の持ち方になったり、ADHDの子どもの場合は衝動性の問題により物事が思うようにならなくなるとかっとなって他者に暴力を振るうことなどが見られる。このような他者との関係性の問題は軽度発達障害者の社会性に関連する問題であり彼らの生涯発達を視野に入れた場合、将来の社会適応にも影響を与える。従って、彼らの他者との関係性の持ち方に着目し支援することは彼らのトラブルを軽減し将来の社会適応のために有効な方法となってくる。そこで、本研究ではある小学校の3年生の男子に重要な他者としての支援者を派遣し、関係形成による支援を行った事例を報告した。本事例を通して重要な他者とのより良い関係性の形成による支援が本児の学校における適応を促進させたことが示された。特に重要な他者との関係性の形成に基づいてファンタジーによる内的世界を支えながら高機能広汎性発達障害者の現実の社会適応を支援することが重要であることが示唆された。, 紀要論文}, pages = {1--18}, title = {高機能広汎性発達障害をもつある小学生男子への重要な他者との関係形成による適応支援}, year = {2007} }