@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02001875, author = {島袋, 恒男 and 廣瀬, 等 and Shimabukuro, Tsuneo and Hirose, Hitoshi}, issue = {65}, journal = {琉球大学教育学部紀要}, note = {本研究は,キァリアCAMIを用いて,大学生・専門学校生の「就職への統制感」と「就職への無力感」がどのような就職・職業に向けての自己理解に由来するかというパターンの解明を中心として分析・考察してきた。\n主な結果は,\n1.就職への統制感は能力と適性の保有感のみに由来し,努力や能力,他者の支援の理解から来ている。\n2.就職への無力感は,努力の非保有感,運の非保有感,他者の支援の非保有感に由来し,その背後には一般的な他者の就職は運次第,分からないという考え方から発生してきている。\n3.サンプルクラスター分析の結果,はっきりと1のパターンを示すグループは,全体の20%と予測され,反対に2のパターンを示すのも約20%であった。\n4.大学生・専門学校生の持つ「就職への統制感」「就職への無力感」は,職業的発達の「目標・達成志向」「勤労効果の検討]の発達・未発達と関係する。\n5.努力の非保有感,運の非保有感は職業的発達の「目標・達成志向」「勤労効果の検討」と負の相関を示す。しかし「能力・適性の保有感」は「目標・達成志向」とのみ正の相関を示す。\n以上の結果から,大学生・専門学校生の持つ「就職への統制感」は主に目標形成に関わっており,職業の性質や活動の特徴の理解には関わりの弱いことが指摘できる。また「就職への無力感」は「目標・達成志向」「勤労効果の検討」の未熟さに関係している。その未熟さは一般的な職業の性質,目標達成する過程に関する無理解に由来していることがうかがえる。そのような意味で学生に職業や就職に関する情報提供を中心とした進路指導・就職指導が必要になってくると言える。, 紀要論文}, pages = {151--160}, title = {キャリアCAMIによる大学生・専門学校生の職業意識の類型化 : 類型化とその特徴} }