@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02002353, author = {Jenkins, A.P. and ジェンキンズ, アントニー P.}, issue = {2}, journal = {言語文化研究紀要 : Scripsimus}, note = {オックスフォード大学の歴史教授F.F.Urquhart(皇太子妃雅子様が学ばれたカレッジの教授)が1981年夏、教授所有のフランスアルプスの山小屋へ約20人の学生を招き、読書、ディスカッション、討論を通して専門及び専門外の分野における学生の知識を深めることを目的として始めた。今世紀に入り、オックスフォードの他の2つのカレッジにも読書会は広まった。夏休みにそれぞれのカレッジの学生をフランスアルプスの山小屋へ招き同じ主旨の下に読書会は実施されている。計画・運営された教授には著名なSir Roger MynorsやSir Christopher Cox等もふくまれている。参加した学生の中には後日の英国首相二人、カンタベリー大聖堂の大司教、更にLord Clarkのような著名な学者の卵も大勢いた。\n1989年以来、琉球大学においても英語専攻の学生を対象に、語学学習を目的とする読書会が実施されている。同会では秋の休暇を利用して、最高15名の学生が自主参加の形式で6日間大学の『奥の山荘』で寝食を共にする。毎年参加者は事前に課題小説を読むことを義務づけられており、短編や戯曲、詩等も課題の対象である。詩の朗読、フィルム・ビデオ観賞、種々の言葉ゲーム、野外活動等も読書会のプログラムに含まれてる。一日を朝・昼・夜のセッションに分割しプログラムを実施する。オーガナイザーや外国人教師は全日程、学生と共に過ごし随時トピックに詳しい日本人ゲストや外国大学からの参加者を交えてのディスカッションも実施する。参加者は全日程を通じてイングリッシュ・オンリーの原則を厳守することが義務づけられてる。\n読書会は正式なプログラムとして計画実施されたわけではないため、学生の読解力・聴く力・話す力の評価はその目的ではない。しかし、参加者の読書会への高い評価と共に1992年に出版した英語俳句集等は読書会の意義と価値を実証するものである。読書会を今後も継続させたいとする要望があり、これまでに得られた経験と学生の反応を考慮しつつ修正を加え更に、この読書会を他の大学へのモデルとして提示したい。, 紀要論文}, pages = {27--49}, title = {The Oxford Chalet Tradition and its Okinawan Adaptation : The Ryudai Reading Party Project, 1989-1992} }