@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02002358, author = {Yoshii, Koichi and Dobra, Felicitas and 吉井, 巧一 and ドーブラ, フェリツィタス}, issue = {2}, journal = {言語文化研究紀要 : Scripsimus}, note = {大学の大衆化、社会や学生の変化等様々な状況のなかで、日本の大学における外国語教育の危機が叫ばれて久しい。学習者の意欲を高める一つの可能性として、あるいは実用的語学教育という観点から、各教育機関ではネイティブ・スピーカーを採用するところが少なくない。しかしながら、実際の授業運営のなかでネイティブ・スピーカーを効果的に活用する教授法については、理論的参考文献なども皆無に等しく、各担当者が試行錯誤のなかで少しずつ経験を積み重ねながら工夫努力しているのが実情であろう。\n共同授業とは、日本人あるいはドイツ人単独でクラスを運営する場合と異なり、その名が示すとおり両者のチームワーク、共同作業が前提であることに疑問の余地はない。しかし更に大きな、決定的な違いは、ネイティブ・スピーカーが単なる授業補助者として、特に音声・会話部分を担当するだけではなく、授業目標のコンセプト全体に関わる要素を持っている点であろう。すなわち、外国語そのものの学習習得とならんで、その言語の背景にある外国の社会や文化を体現しているネイティブ・スピーカーと直接交流すること、知識としての学習ではなく、アクティブな言語使用を学習目標の中心とすべきであろう。\n琉球大学ドイツ語教室でも、十年来ネイティブ・スピーカーとのドイツ語共同授業を続けている。共同授業の長所および短所は何なのか、改善の可能性はどこにあるのか、日本人教官およびドイツ人教官両者の意見をもとに探ってみたい。, 紀要論文}, pages = {169--188}, title = {Team-Unterricht mit dem Native Speaker Moglichkeiten auf der japanischen und/oder der deutschen Seite} }