@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02002436, author = {Yoshimoto, Yasushi and 吉本, 靖}, issue = {46}, journal = {琉球大学欧米文化論集 = Ryudai Review of Euro-American Studies}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、ラーディル語と現代ヘブライ語の特定の音韻データに関する最適性理論による分析を提示し、規則に基づく音韻理論による分析と比較してみることである。規則に基づく音韻理論では、これらのデータを説明するためには音韻規則の外在的な順序づけが必要であるとされてきた。そのような規則は個別言語的であり、音韻理論において普遍性を探る際の大きな障害になっていたように思われる。\n一方、1990年代に台頭してきた最適性理論は音韻論においても普遍性を前面に押し出し、各言語に見られる様々な音韻現象は普遍的な制約とその適切なランクづけによって説明することができると主張している。そこで、規則の外在的順序づけが必要とされていたラーディル語や現代ヘブライ語のデータを最適性理論の枠組みの中でうまく説明できるかどうか考察してみた。\nその結果、最適性理論ではそれらのデータが正しく記述できるばかりではなく、規則に基づく音韻理論では捕えることのできない一般的性質が捕えられることもあることが示された。しかしここで提案された制約のいくつかは普遍的であるとは考えにくく、それらをより普遍的な制約で置き換えることができるかどうかは今後の課題である。, 紀要論文}, pages = {19--41}, title = {Optimality Theory and Rule-Based Phonology : A Comparison through the Analyses of Lardil and Modern Hebrew}, year = {2002} }