@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02003158, author = {四方, 治五郎 and 松本, 賢二 and Yomo, Harugoro and Matsumoto, Kenji}, issue = {26}, journal = {琉球大学農学部学術報告, The Science Bulletin of the Faculty of Agriculture. University of the Ryukyus}, month = {Dec}, note = {1.鮭精巣DNAとオニヒトデDNase(例えばF-III)の反応生成物をSephadex G-150のゲル濾過を行うと, 反応初期よりモノヌクレオチドの生成が見られ, 4hr後には殆どモノヌクレオチドのみとなった。従ってこのDNaseは少くともエキソヌクレアーゼの性質を有することは明らかである。2.このオニヒトデDNase(例えばF-III)は仔牛胸腺より得た天然DNAを熱処理して得た一重鎖DNAを, 天然二重鎖DNAの少くとも約6倍程度強く分解した^<5)>。3.上述の如くこのDNaseは天然の鮭の精巣DNAを強く分解した。このDNAは熱処理して一重鎖とすると過塩素酸で沈澱しなくなった。従ってこのDNAは仔牛胸腺DNAに比し低分子であると考えられる。事実Bollum^<1)>も市販の鮭精液のDNA製品の一部は低分子化していると述べている。従って本DNaseは比較的低分子のDNAを分解することが出来ると考えられる。一方OelsenとKoerner^<2)5)>はバクテリオファージT_2で誘導された大腸菌DNAエキソヌクレアーゼIVが肝臓ヌクレアーゼで一部分解された鮭精液DNAをその分解の程度が高まるにつれてより強く分解することを見出した。従って以上の諸点において本酵素(F-I及びF-III)は大腸菌DNAエキソヌクレアーゼIV^<5)>に似ているが, Mg^<++>を必要としない点及び最適pHが5.0である点において異っている。上記DNaseと鮭精巣DNAの反応生成物のSephadex G-150に依るゲル濾過において, 反応初期にオリゴヌクレオチドの生成が見られた。これはこのDNaseの標品中に別のエンドヌクレアーゼが混在することを示すものであるのか, 或いは単一のエキソヌクレアーゼが示すのであるかは今後のDNaseの精製により明らかにして行きたい。, A DNase was found in pyloric caecum of Acanthaster planci. It could hydrolyse natural DNA from salmon testes, which was thought to have comparatively low molecular weight, but could not hydrolyse natural DNA from calf thymus which could be hydrolysed by this DNase after being heat-denatured. This DNase is considered an exonuclease, as judged from analysis by gel-filteration of the reaction product., 紀要論文}, pages = {83--90}, title = {オニヒトデ幽門盲嚢の DNA 分解酵素に関する研究(農芸化学科)}, year = {1979} }