@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02003321, author = {池原, 真一 and Ikehara, Shinichi}, issue = {22}, journal = {琉球大学農学部学術報告, The Science Bulletin of the Faculty of Agriculture. University of the Ryukyus}, month = {Dec}, note = {沖縄におけるさとうきび収穫の機械化は, ここ2∿3年来の労賃高騰や労働力不足に対する窮状打開の方法として取られた施策であるが蔗作規模の零細な沖縄糖業において如何なる機種をどの程度導入した方がよいか, これは現在おこりつつある若年令層のUターン現象ともにらみあわせて検討すべき問題ではないかと思う。現在導入されている大型収穫機は, 蔗作規模の大きい南・北大東島では今のところ耕地条件や人力収穫とのかねあいで十分その能力を発揮していないようである。しかし今後構造改善事業により農道や基盤整備の進捗につれ十分にその能力を発揮し農繁期労働の軽減に大きな役割を果しうるものと思う。小型収穫機の刈取機も土地基盤の整備に伴ないその利用は増えるものと思われるが, それについては機械の故障続出に対する大巾な改善が必要である。脱葉機は10a当り収量が6t内外の地域では今後利用率は相当伸びるものと思われる。それについて受板や結束等に対する改善が必要かと思う。搬出機はさとうきびの搬出以外に農産物や肥料その他の農業資材の運搬等にも利用出来るので今後相当普及するものと思われる。導入機種は地域の耕地条件, 蔗作規模等により異なると思われるが, 県の方針としては沖縄本島内の3郡は小型機, 南・北大東島並びに宮古, 八重山地区は大型, 小型併用となっているが, 小型機はむしろ中型程度にもっていったらどうだろうか。機械収穫にあたってはまず土地基盤の整備が優先されなければならないが同時に蔗作農家における栽培法の改善や機械の操作技術の習得もまた重要なことである。, 1. This study was made to analyze the utilization and some problems of large and small sized cane-harvesters currently used in Okinawa. 2. In introducing cane-harvesters in large numbers for the future, it is the most important thing to study the adjustment of land under cultivation, betterment of machines, and improvement of a method of cultivation and strains of seeds., 紀要論文}, pages = {165--176}, title = {沖縄におけるさとうきび収穫の機械化(農学部)}, year = {1975} }