@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02003683, author = {財部, 盛久 and Takarabe, Morihisa}, issue = {1}, journal = {琉球大学教育学部障害児教育実践センター紀要, The bulletin of the Research and Clinical Center for Handicapped Children}, month = {Oct}, note = {子どもとのコミュニケーションがとりにくいという母親を共同指導者として、話しことばのない広汎性発達障害児に共同行為ルーティンの文脈を用いてコミュニケーション指導を行った。対象児は身振りで訴えるが一方的な伝え方で、意思が伝わらないと飛び出し行動が見られた。また母親も話しことばで訴えることを求めたり、対象児の意図に気づかないことが多かった。母親を指導に参加させることで子どもと適切に応答できるようになり、対象児も状況に応じた応答が可能になった。同時に、母親が日常生活における親子のやりとりを記録することを通して、対象児の行動の意味の理解と自分自身の応答行動の客観視が可能となり、子どもに対する働きかけ方を自己修正することができた。対象児と母親の変化が相互に影響し合い、母親の対象児に対する認識がポジティブに変化して両者の関係性が変わった。これにより母親と対象児のコミュニケーションが深まり、対象児の飛び出し行動も消失した。, 紀要論文}, pages = {53--68}, title = {話しことばのない広汎性発達障害児に対する共同行為ルーティンによるコミュニケーション指導 : 母親を共同指導者として}, year = {1999} }