@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02003687, author = {普久原, 佳子 and 神園, 幸郎 and Fukuhara, Yoshiko and Kamizono, Sachiro}, issue = {1}, journal = {琉球大学教育学部障害児教育実践センター紀要, The bulletin of the Research and Clinical Center for Handicapped Children}, month = {Oct}, note = {本研究ではハンドリガード(手の注視)が出現した事例について、本児が通う学校での指導と関連づけてハンドリガード出現前後の行動を追跡し、重度障害児のハンドリガードの発達的意味について考察した。本児に対して筆者は自他の手の同型性意識を換気させて手振りの交替やりとり遊びを指導したところ、やりとり遊びが可能になってしばらくして感覚運動遊びの場面でやや不自由な右手側ハンドリガードが出現した。その後短期間で利き手(右手)が定まるとともに、手伸ばしと把握が分化し社会的協約性のある「ちょうだい」の身振り動作が出現した。「ハンドリガードは内受容感覚と外受容感覚の接合であり身体図式に手を取り入れる始動点である。」とする Merlaeau-Ponty の指摘を本事例は支持し、また重度障害児においてもハンドリガードが出現する原理は乳児と同様であり、その後の行動に影響することを示唆している。, 紀要論文}, pages = {117--131}, title = {重度障害児に出現するハンドリガードの発達的意味 : ハンドリガードとその後の行動変化の関連性について}, year = {1999} }