@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02003851, author = {中村, 透 and Nakamura, Toru}, issue = {14}, journal = {琉球大学教育学部教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {前論「暗黙知の聞こえ(1)」では、子どものリズムパフォーマンスを中心としつつ、その表象レベルを、暗黙知の音楽学習として子どもの側に段階的に設定できることを示した。ブルーナー(Bruner, J.S. 1915-)が提唱した発達における三つの表象段階、「行動的表象」-「形象的表象」-「記号的表象」を子どもの音楽受容と表現参加という学習行動へ段階的に重ね合わせ、演奏者と子どものリズム・パフォーマンスとの協働が。結果的に楽曲の全体像、あるいはその音楽の包括的存在として共有できることを考察した。\n 本論の目的は、子どもが生の演奏、実奏に接したときにどのような反応を示すのかを具体的に詳述し、そこから得られた観察をもとに、子どもの音楽鑑賞のあり方にひとつの指針を示すことが目的である。参考としたプログラムは1993年から1995年にかけて沖縄県5校、愛媛県1校の小学校で行われたプロフェッショナルな演奏家のアウトリサーチ型コンサートである。したがって、本論中の「子ども」とあるのは、小学校3年生~5年生までの児童をさしている。音楽のジャンルは、中国伝統楽器(古箏、笛子、二胡、琵琶、揚琴の独奏と合奏)と、西洋クラシック音楽(声楽、ピアノ、トランペット、マリンバ、木管五重奏)である。\n 標題にある、“co-performer”“協働のミュージック・シーン”とは、これらの実演が、いずれも学校内の子どもたちに接近した比較的狭い空間で、演奏者と子どもたちとの双方向的なパフォーマンスをふくみながら展開したことによる。\n なお、第1章のリズム・パフォーマンス再考は、前論(1)の補足的記述である。, 紀要論文}, pages = {199--206}, title = {子どもとco-performer 協働のミュージック・シーン 暗黙知の聞こえ (2) 子どもと楽器}, year = {2007} }