@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02003918, author = {城間, 園子 and 浦崎, 武 and Shiroma, Sonoko and Urasaki, Takeshi}, issue = {9}, journal = {琉球大学教育学部障害児教育実践センター紀要, The bulletin of the Research and Clinical Center for Handicapped Children}, month = {Mar}, note = {一人一人のニーズに対応した特別支援教育がスタートし支援者は、障害のある子どもの自立や\n社会参加に向け、持てる力を発揮させていく支援が求められている。特に、発達障害のある子ど\nも達は、理解困難な行動を起こす等、その障害の特性から幼少期より養育者を含めた他者との関\n係つくりが困難であるため、社会不適応や非行などの反社会的行動に至ってしまう。一方、発達\n障害児はその行動を理解し、心の動き(気持ち)に焦点をあて支援(関係発達的支援)を工夫し\nていくならば、学習や生活に意欲的に取り組むことができ、二次的障害を回避することができる\nとされている。また支援者が、養育者の子どもに対する負(好ましくない)の感情や負の関わり\nを減らしていくよう働きかけることで、関係改善が見られゆとりを持って子どもと接することが\nでき、子どもの行動の変容に繋がるとされている。\nそこで本研究では、小学3年生男子(以下A児とする)の個別及び集団支援のトータル的な支\n援において、その情動に焦点をあて、気持ちの動きに合わせた支援実践(関係発達的支援)を行\nう。さらに養育者の心の動きを受け止め、子どもとの関係改善を図り好ましい関係を促すよう支\n援を行っていった。その結果、A児の自尊心を高めることができたと同時に、養育者の行動変容\nが促され、A児の他者との関係つくりに改善が見られ、学習面や生活面において意欲的に取り組\nむようになった。このことから発達障害児の気持ちの動きに合わせた支援(関係発達的支援)を\n行うことが、他者との関係改善につながり自立を促すことが示唆される。, 紀要論文}, pages = {161--173}, title = {発達障害児への関係発達的支援アプローチ ―子ども・母親の情動に焦点をあてた支援を通して―}, year = {2008} }