@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02004067, author = {緒方, 茂樹 and 城間, 園子 and 佐和田, 聡 and 大城, 由美子 and Ogata, Shigeki and Shiroma, Sonoko and Sawada, Akira and Ohshiro, Yumiko}, issue = {73}, journal = {琉球大学教育学部紀要}, month = {Aug}, note = {本研究では、従来試行錯誤的に行われてきた関係諸機関との連携と、子どもの支援に関わるアプローチをより効率化することを目的として、特別支援教育におけるネットワークシステムの構築と支援プロセスのモデル化を試みた。まず、特別支援教育における関係諸機関同士のネットワークシステム構築のモデルとして「空間モデル(横断型)」を考えた。このモデルについては、沖縄県内各地で実際にネットワークシステムを構築してきた過程を踏まえながら可能な限り汎用性のあるシンプルなモデルの作成を試みた。さらに具体的な子どもに対する支援システムをいかにして構築するかといういわば「手順(プロセス)」を明確にするために、「時間モデル(縦断型)」を考えた。このモデルでは、教育相談を積み重ねる中で培ってきた経験等を生かしながら支援システム構築のフローチャートの作成を試みた。ここで示したモデルは、文部科学省あるいは県教育委員会等からの「トップダウン的なモデルの提示」というよりはむしろ、実際に地域等で構築してきたネットワークシステムを基にした「ボトムアップ的なモデル\nの提示」であったと考えている。これらの考え方は、システムエ学の考え方を参考にしたものである。本研究は、特別支援教育をシステムとして捉え直すことで、これまでむしろ経験的に行われてきた人的、組織的な繋がりや支援プロセスの流れについて整理し、さらにモデルを提示することで汎用化を図ろうとした。本研究ではこのようなアプローチを当面「システム教育学」と呼びながらその可能性を考えていきたいと考えている。, 紀要論文}, pages = {151--163}, title = {システム教育学のすすめ ―特別支援教育ネットワークシステム構築に向けた空間型、時間型モデルの試作―}, year = {2008} }