{"created":"2022-01-27T07:59:35.483331+00:00","id":2004264,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"6470b2c2-3377-4625-bd29-8d5dcaf879a0"},"_deposit":{"id":"2004264","owners":[1],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"2004264"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02004264","sets":["1642837622505:1642837783237:1642837786096","1642838403551:1642838405037"]},"author_link":[],"item_1617186331708":{"attribute_name":"Title","attribute_value_mlt":[{"subitem_1551255647225":"無力感とソーシャルサポートとの関連性に介在する統制感の効果","subitem_1551255648112":"ja"},{"subitem_1551255647225":"The Effects of Perceived Control on Relationships between Helplessness and Perceived Social Support","subitem_1551255648112":"en"}]},"item_1617186419668":{"attribute_name":"Creator","attribute_type":"creator","attribute_value_mlt":[{"creatorNames":[{"creatorName":"前原, 武子","creatorNameLang":"ja"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"Maehara, 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Tisak(1989)は,3-5年生を対象に,ストレス(転居,親の死亡,離婚など)が強いほど問題行動が多いこと,しかし,その関係は子ども自身が報告するサポートの多い群より少ない群で強いことを見出した。\\nわが国では,森と堀野(1997)が,小学生を対象として,絶望感がサポートと負の相関関係にあることを報告している。また,岡安・嶋田・坂野(1993)は,中学生を対象に,各種学校ストレッサー(教師,友人,不活動,学業)による各種ストレス反応(不機嫌・怒り,抑うつ・不安,無力感,身体的反応)がサポートによって軽減されることを報告している。興味深いことに,それら両研究は,サポートの有効性がサポートの内容やサポート源によって異なるばかりでなく,サポートを受ける側の属性によっても異なることを見出した。森と堀野(1997)は,ソーシャルサポートが有効に働くための介在要因として達成動機の個人差に注目し,自己充実的達成動機が高い児童がサポートを有効に活用できること,競争的達成動機は介在要因として有効でないことを見出した。また岡安ら(1993)は,男子においては,女子ほど,サポートが有効にはたらかないことを見出し,サポート以外の要因について検討する必要性を指摘した。","subitem_description_type":"Other"},{"subitem_description":"House(1981)も指摘するように,サポートが送り手と受け手の相互交渉であることを考えると,送り手はもちろん,受け手の属性に焦点を当てた研究が必要である。本研究は,受け手の属性,特に,パーソナリティ属性の1つである統制感を取り上げて検討する。Rotter(1966)は,統制の所在(locus of control)というパーソナリティ変数を定義した。すなわち,自分自身の行動が,ある成果や結果をもたらすという期待を内的統制と呼び,逆に,結果の生起に自分の行動以外の外的な力が左右するという期待を外的統制と呼び,その違いが行動を予測するという。類似した概念が,feelings of personal control, perceived control, sence of control, perception of control,などの用語で強調されてきた。まさに自分自身の力が結果を左右するという期待や,感情,知覚などを含めて,ここでは,便宜的に,統制感(perceived control)の用語を使用する。神田(1993)は,小・中学生対象の統制感尺度を作成し,統制感の高低と適応感・不適応感とに対応関係があることを見出した。この結果に基づくならば,統制感とストレスは負の相関関係にあることが予想される。では統制感とサポートではどちらが有効に作用するのだろうか。ストレス対処は,サポートさえあれば可能なのだろうか,あるいは,たとえサポートがなくても,個人の統制感によって可能なのだろうか。その疑問を解決することが本研究の主な目的である。特に,岡安ら(1993)が見出した無力感に対するサポート効果の性差に注目し,無力感に対するサポートと統制感の効果に関する性差を明らかにしたい。","subitem_description_type":"Other"},{"subitem_description":"紀要論文","subitem_description_type":"Other"}]},"item_1617186643794":{"attribute_name":"Publisher","attribute_value_mlt":[{"subitem_1522300295150":"ja","subitem_1522300316516":"琉球大学教育学部附属教育実践研究指導センター"}]},"item_1617186702042":{"attribute_name":"Language","attribute_value_mlt":[{"subitem_1551255818386":"jpn"}]},"item_1617186783814":{"attribute_name":"Identifier","attribute_value_mlt":[{"subitem_identifier_type":"HDL","subitem_identifier_uri":"http://hdl.handle.net/20.500.12000/8211"}]},"item_1617186920753":{"attribute_name":"Source 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