@techreport{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02004441, author = {中村, 透 and Nakamura, Toru}, month = {Jun}, note = {科研費番号: 17600019, 平成17-19年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書, 研究概要:(平成18年度現在)本研究の目的は、沖縄の伝統的な音楽様式のなかから、とくに音楽創造に向けての楽器の新しい奏法とその表記法を開発することにある。初年度17年度は、 1)複数三線による合奏奏法の開発2)沖縄胡弓の独奏楽器としての奏法開発、並びに3)中国古箏Gu-zhengの奏法を実地調査(映像記録と奏者へのインタビュー)を行った。\n平成18年度は、17年度の1)2)基礎調査をベースにし、沖縄古典音楽奏者による創作作品の分析を通して、論考「沖縄伝統楽器による創作音楽の開発研究(1)」に集約した。同論考では、とくに「身体的に内在化された古典奏法からの離脱」、「連れ弾きchiri-bichi 奏法の可能性」の角度から、伝統楽器による創作の問題点と、新しい可能性を論じた。\n3)については、記録映像を、奏法や中国の地域様式に沿って、DVDに編集し、資料化した。琉球箏曲との奏法・音楽語彙比較を、中琉双方の映像記録と文献を参考に行った。\n以上の分析研究的アプローチと並行しながら、沖縄古典音楽の伝統的表現様式に基づく創作を、声と四つの弦楽器(洋楽器)作品の作曲として試みた。ここでは、伝統音楽のもつ音楽語法を、西洋楽器に移植することで得られる効果、あるいは逆にそれから発想できる伝統楽器の新しい音楽語法を追究した。, 附録:沖縄の伝統音楽を題材とした創作作品譜例集, 研究報告書}, title = {沖縄伝統音楽楽器による創作音楽の開発研究}, year = {2008} }