@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02004683, author = {浦崎, 武 and Urasaki, Takeshi}, issue = {10}, journal = {琉球大学教育学部障害児教育実践センター紀要, The bulletin of the Research and Clinical Center for Handicapped Children}, month = {Mar}, note = {社会性の問題を中核とする自閉症者にとって、対人関係が開かれ社会性や他者との関係性が育っていくことにより、自閉症者の発達が促進され体験世界が変容し、彼らの生きている世界への関わり方が変わる。そのプロセスとして彼らが外の世界へと開かれるためには、「外の世界へと向かう力」が必要であり、そのことを支える他者が必要である。その他者に導かれることによって体験世界が発展する。その他者へ導かれ世界を体験することに困難性のある自閉症児との支援を行うためには、まず、その自閉症児との関係性を形成することが重要な課題となる。他者と繋がるには他者との世界を共有する必要がある。そのためには、その世界を共有するための媒介が必要となる。本研究では描画の世界に没頭しているある自閉症児が、描画を媒介として他者と関わることによって、他者の存在を意識し、関係性が形成され、他者が重要な他者となっていくプロセスと自閉症児の生活世界が変容する過程ついて検討を行った。一人の描画に没頭する段階から他者との関わりを基点として生活世界が開かれていく段階への移行には、その移行を支える他者の存在が重要であった。自閉症児にとって重要な他者の存在が必要であり、彼らの内的世界を理解し、状況に応じたきめ細かい支援の必要性が示唆された。, 紀要論文}, pages = {1--22}, title = {自閉症児との共同性に基づく創作活動を通した重要な他者との関係形成による発達支援}, year = {2009} }