@techreport{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02004703, author = {星野, 正生 and 渡嘉敷, 義浩 and 中須賀, 常雄 and 新城, 健 and 多和田, 真吉 and 志茂, 守孝 and 及川, 卓郎 and 馬場, 繁幸 and 佐藤, 一紘 and Hoshino, Masao and Tokashiki, Yoshihiro and Nakasuga, Tsuneo and Shinjo, Takeshi and Tawata, Sinkichi and Shimo, Moritaka and Oikawa, Takuro and Baba, Shigeyuki and Satoh, Kazuhiro}, month = {Mar}, note = {科研費番号: 6148007, 昭和62年度科学研究費補助金(一般研究(B))研究成果報告書, マングローブの1種, ヒルギダマシを飼料として利用するための基礎的検討を行った. マウスでの腹腔内毒性試験では, 50,000ppmの高濃度でも致死作用は認められなかった. 粗蛋白含量は, アルファルファ, ギンネム, ヒルギダマシの順に多かったが, ラットでの成長試験では, ギンネムより良好な生育状態を示した. ヤギ(6ヶ月齢)による給餌試験では, アルファルファ, ヒルギダマシをそれぞれ単独で, 3頭ずつに与えた. 慣らし期間の後の7週間の平均増体量(週当り)は, 前者で810g, 後者で670gであった. 後者に, 飲水量が顕著に多い事が認められた. 葉と種子の6成分含量(水分, 粗蛋白, 粗脂肪, 粗繊維, 粗灰分, 可溶無窒素物)及び栄養元素組成(N,P,K,Ca,Mg,Mo,Cu,Fe,Mn,Zn,Na)を調べ, アルファルファと比較した. 葉の成分含量や元素組成に時期的変動は認められず, 種子では可溶無窒素物が顕著に多かった. 葉の6成分含量は, 可溶無窒素物がアルファルファより多く, 粗脂肪はほぼ同じで, 他は少なかった. 栄養元素組成は, Na,Mg,P,Mnが高く, 他は低かった. 特にMaは, 9倍と顕著に高い. 刈取りの程度と回数を変えて, 年間合計収量や再生状態を検討した. 古い枝まで刈取る, 強度の刈取りでは枯死する. また, 頻繁な刈取りでも枯死するものがでた. 合計収量は2回刈りが最大で, 以下3回刈り, 4回刈り, 1回刈りの順である. 種子生産の豊凶の差は大きく, 種子や雅樹への波や流れの物理的影響と, 貝やカニによる食害の影響も大きいが, 発茅率は高い. 挿し木は困難であるが, 取り木は可能である. 塩系濃度に対する適応範囲は広いが, 被陰に対しては弱い. 以上の検討から, ヒルギダマシは他の牧草と比較して質的に遜色ない事, Naが顕著に多い点と特徴でもあり, 配慮の必要もある事造林も充分に可能な事等, 基礎的事項が明らかになった., 研究代表者:星野正生, 研究報告書}, title = {未利用資源としてのヒルギダマシの飼料化に関する基礎的研究}, year = {1988} }