@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02005131, author = {Yogi, Minako and 與儀, 峰奈子}, issue = {46}, journal = {琉球大学欧米文化論集 = Ryudai Review of Euro-American Studies}, month = {Mar}, note = {ジェスチャー研究の歴史は長く、古くは17世紀にまで遡る。その多くは発話の代替物としてのジェスチャーがどのような意味を表すのかという研究に費やされてきたと言える。しかし1980年代に入ると研究者の関心はジェスチャーの表す意味体系の構築だけではなく、人間の思考と思考過程を探る手がかりとして、発話とジェスチャーの関係に注目するようになってきた。その代表的研究がMcNeill(1992)である。彼はジェスチャーを発話との関係において、手まね(pantomime)、表象(emblem)、映像的ジェスチャー(iconic gesmre)、暗喩的ジェスチャー(metaphoric gcsture)、指さし(pointing)、拍子(beat)、談話結束的ジェスチャー(cohesive gesture)の7つに分類し深い考察を加えている。本稿ではKendon(1980)とMcNeill(1992)で示された理論的枠組み及び7つの分類に焦点を絞り、データを分析・考察した。McNeillが実験心理学的手法を用いているの対し、本研究ではフィールドワークを伴う社会学・社会言語学的アプローチを用いた。分析対象として用いたデータは日本人教師とアメリカ人教師のジェスチャーで、共に小学校1年生の道徳/規範の授業をビデオ録画したものである。低学年対象ということもあって、日本人教師とアメリカ人教師のどちらの授業においても多種多様なジェスチャーが用いられており、McNeillの7分類の全てが観察された。授業内容が具体的であるという事実を反映して手まねや表象、映像的ジェスチャーが多く用いられ、クラス内だけで通用する表象なども見られた。また、低学年児の注意を引きつけるため、指さしや拍子も頻繁に使用されていた。ジェスチャーの効果的使用によって視覚的に豊かなコミュニケーション活動が展開され、活発な授業活動を支援していると言える。今後このような成果は広く教師間で共有し、実際の授業で活用される必要性を示唆する。, 紀要論文}, pages = {133--159}, title = {Nonverbal Communication : Teachers' Use of Gestures in the Classrooms}, year = {2002} }