@techreport{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02005160, author = {山川, 哲雄 and 中田, 幸造 and Yamakawa, Tetsuo and Nakada, Kozo}, month = {May}, note = {科研費番号: 17360272, 平成17年度~平成19年度科学研究費補助金(基盤研究(B))第2年目研究成果中間報告書, 研究概要:(平成18年度時点)コンクリートを増し打ちした極厚壁に緊張PC鋼枠で鋼板を圧着した耐震補強法に関する基本的アイデアを、2005年度日本建築学会年次大会で発表した。この基本的アイデアに基づいて、既存耐震壁の壁板に側柱表面までコンクリートを増し打ちし、コンクリートの硬化後に型枠に利用した鋼板を緊張PC鋼棒で圧着した合成極厚耐震壁の一定軸力下の正負繰り返し水平加力実験を行い、その弾塑性挙動を実験的に検討した。平成18年度は型枠としての鋼板にデッキプレートを採用した。デッキプレートは、型枠としての面外曲げ剛性が大きいが、加力実験を行うと面内挙動としてのせん断補強効果が小さく、部材角の進展とともに水平耐力の低下が顕著になる。さらに、壁にコンクリートブロックを組積したコンクリートブロック耐震壁の耐震補強にも、本補強法が有効であるかどうかも検討した。その結果、鋼板による補強範囲を梁側面まで拡張することが必要であることがわかった。一方、壁の無い既存ピロティフレームの水平耐力を増大させるために、鋼板を型枠にPC鋼棒をフォームタイにして、コンクリートを柱幅まで打設し、コンクリートが硬化後にPC鋼棒に緊張力を導入し、鋼板を圧着して合成極厚無筋壁を新設する2層1スパンのピロティフレームに関しても耐震補強実験を行った。ピロティフレームの耐震補強法には袖壁タイプと無開口タイプの2種類があり、それぞれ一定鉛直荷重下の正負練り返し水平加力実験を行い、その弾塑性挙動を実験的に検討した。袖壁タイプ補強では、2層目がRC造耐震壁かブロック壁かによって2階の境界梁の弾塑性挙動に与える影響が大きい。合成極厚無開口無筋壁に関しては耐震壁とほぼ同じ弾塑性挙動が現れ、曲げ変形に伴う側柱主筋のひずみ集中は避けられないことも明らかになった。, 未公開:P.10以降(別刷論文のため), 研究報告書}, title = {コンクリートを増し打ちした極厚壁に緊張PC鋼棒で鋼板を圧着した耐震補強法の応用}, year = {2008} }