@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02005197, author = {Miyahira, Katsuyuki and 宮平, 勝行}, issue = {44}, journal = {琉球大学欧米文化論集 = Ryudai Review of Euro-American Studies}, month = {Mar}, note = {「ことばの民族誌」研究は伝統的に、特定の文化内での言語行動の記述調査を通して当該文化内での「アイデンティティー」や「社会」の意味、もしくは多様な「アイデンティティー」の表現方法を明らかにした。本稿では。このような「ことばの民族誌」の伝統的な研究方法を再考し、ことばの解釈学の論点を取り入れながら、異文化間コミュニケーションの研究に「ことばの民族誌」的アプローチが有効であるかを考察する。ことばが人間の存在そのものとなる社会的行政であるという点に着目すると、異文化間のコミュニケーション、とりわけ異文化間での自他同一化においては、個々の文化的話法の調和を図ることが必要となる。このことは、<言語共同体に土着のことばとその意味の発見>という伝統的な「ことばの民族誌」研究の視点から、<個々の文化的話法の調和とその方法>に分析の視点を移すことによって、異文化間コミュニケーションにおいても「ことばの民族誌」が有効に活用できることを示唆する。このような視点の転換を越して、それぞれの文化の特徴がより明白となり、絶えず変容する文化的アイデンティティーの実像が明らかになる。本稿は、こうした視点の移行を立脚点とし、「ことばの民族誌」を確立した原点の理論にたち返ることによって、異文化間コミュニケーションにおける「ことばの民族誌」研究の可能性を検討した試論である。, 紀要論文}, pages = {139--170}, title = {Toward an Ethnography of Communication Model of Language and Intercultural Interaction}, year = {2000} }