@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02005335, author = {Onaha, Hiroko and 小那覇, ひろこ}, issue = {37}, journal = {琉球大学語学文学論集, Ryudai review of language & literature}, month = {Dec}, note = {第2言語習得者の中間言語は習得あるいは学習した言語環境によって質的に異なるという研究報告が近年数多く発表されている。言語(英語)環境の違いは大きく2つに分けられている。第1のグループは,英語教育を受けずに英語が話されているコミュニティーで自然に英語(中間言語)を習得する場合で,第2のグループは,各機関での英語教育によって学習者が英語を学習・習得する場合である。本稿では,琉球大学短大部英語学科に入学した社会人学生(米軍雇用員)の中間言語を被験者が1年次の時,テープ録音したものを文字化し,分析を試みた。米軍雇用者の英語習得は3つに分類される。(1)中・高校の教育歴で,英語習得は職場のアメリカ人との接触による場合,(2)大学か大学院教育をアメリカ合衆国で受けた場合,(3)日本の大学で英語教育を受け,職場でのアメリカ人との接触によって,さらに英語を習得した場合である。被験者の英語教育歴は中学校と高校に限られており,言語習得環境は,第1グループに属し,(1)の分類に入れられると思われる。分析方法は,KrasbenやPica等の研究で用いられたSOC(Supplied in Obligatory Contexts Analysis of Morpheme)の方法で,英語の機能語(Engllsh grammatical morpheme)の習得状況を調査することによって被験者の中間言語の特徴を明らかにするものである。分析の結果,SOCテストによる機能語の習得状況だけでは,第1グループに属する被験者の中間言語の特徴を明らかにすることはできないという結論に達した。被験者の中間言語には第2グループに属する短大英語学科3年次の学生の中間言語には見られない discourse strategy が頻繁に用いられていた。本稿の結果は,被験者が3年次に達した段階で,同様な方法により再度テープ録音された中間言語と比較される予定である。, 紀要論文}, pages = {147--156}, title = {Acquisition of English Grammatical Morphemes: A Case of a Local Employee on a U.S. Military Base in Okinawa, Japan}, year = {1992} }