@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02005575, author = {佐喜眞, 望 and Sakima, Nozomi}, issue = {1}, journal = {地理歴史人類学論集}, month = {Mar}, note = {本論文では、いち早く労働組合運動とその指導者に好意的な発言を行い、労働組合運動の指導者とも親密な関係にあったリブ=ラブ派資本家の代弁者トマス=ブラッシー二世の1871年から1873年までの、学会発表及び講演記録を資料として、彼の労働諸問題に関する見解の変化の過程を解明した。その結果、ブラッシー二世は、ストライキの賃金に及ぼす影響を否定する点については、従来の見解を変えなかったが、労使紛争を調停する機構の設置により前向きになり、一日9時間労働についてもこれを明確に支持している。さらに、労働者の下院への進出についても、結局は国家の安定につながると主張するとともに、他の階級の議員が労働者の要求にもっと耳を傾けるように求めている。このような活動の結果、労働組合の指導者の彼に対する信頼はさらに高まり、両者の関係は、これまで以上に親密なものとなる。, 紀要論文}, pages = {1--15}, title = {トマス=ブラッシー二世とリブ=ラブ派経営者の論理}, year = {2010} }