@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02005990, author = {金城, 克哉 and Kinjo, Katsuya}, issue = {7}, journal = {Southern review : studies in foreign language & literature}, note = {日本語の使役表現は伝統文法・生成文法両面からこれまで様々な分析がなされてきたが、その多くは統語・形態の研究に偏るきらいがあり、意味論・語用論の立場からの分析はそう多くはないというのが現状である。この論文ではこれまでふれられることのなかった「この映画はすごく泣かせる」というタイプの使役表現に焦点をあて、意味・語用の分析が使役文の意味解釈に不可欠であることを論じる。このタイプの使役文は通常の使役表現とはかなり異なるAgent-patientの交代や被使役者が現れない等の特徴を持つ。ここではこれらの文の中核をなす使役表現自体が形容詞的性質を持つものであることを指摘し、どのように聞き手がこのような文を理解するのかをグライスの理論的枠組みを用いて論じる。, 論文}, pages = {34--53}, title = {Reversed-causative} }