@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02005996, author = {金城, 克哉 and Kinjo, Katsuya}, issue = {10}, journal = {Southern review : studies in foreign language & literature}, note = {宮川はその一連の研究論文(1984,1989a,1989b)の中でPDS仮説というレキシコンの中での動詞相互の関係についての重要な提案をしている。これは簡単に言えば、三つの動詞、自動詞、他動詞、二重動詞(目的語が二つ必要なもの)があって、それらが形態的、意味的に関係があると認められれば一つのPDSという「枠」に収まり、それはPermanent lexiconに登録されるというものである。特徴として、派生語の使役動詞も「空き」があれば枠の中に収められるということが挙げられている。\nこの論文ではまず、宮川の仮説の基礎となっている動詞の分類に焦点を絞り、目的語として「に」を取る動詞を検討し、これら一群の動詞は宮川の基準では自動詞にも他動詞にも分類され得ないことを指摘する。次に多義語動詞に焦点を移し、宮川の提唱する「一つの動詞は必ず一つのPDSにしか属さない」という仮説(の一部)は動詞の多義的用法、特にアーギュメントの数が変化する場合には成り立たないことを論じる。代案を提出することはここではできないが、どんな情報をレキシコンに入れるのか、それらは互いに関連づけることができるのか、多義的な語(多くはそうであるが)はどう扱うのか等、どの理論的枠組みでも考えなければならない点である。, 論文}, pages = {51--63}, title = {Argument or adjunct?: A Study of Dative Objects and PDS Hypothesis} }