@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02006773, author = {Chinzei, Tadashige and 鎮西, 忠茂}, issue = {5}, journal = {琉球大学農家政工学部学術報告, The science bulletin of the Division of Agriculture, Home Economics & Engineering, University of the Ryukyus}, month = {Dec}, note = {パインアップルは酸性愛好植物であることはよく知られている事実である。したがって沖縄では主として中,北部の酸性土壌地帯で栽培され,南部の泥石岩土壌,琉球石灰岩土壌では栽培されていない。著者は上記南部の土壌に栽培したパインアップルが如何なる要素の欠乏によって生育が悪いかを\n\n知るために,その手初めとして泥灰岩土壌に栽培した植物に鉄,亜鉛,マグネシュウム,マンガン,硼素の5要素をそれぞれ次の濃度において単独に或はこれ等の組合せ(第1表参照)を作り葉面撒布を試みた。マンガン………………0.3% 硫酸マグネシュウム +0.3% 生石灰液 鉄……………………0.2% 硫酸第1鉄液 マグネシュウム…………0.5% 硫酸マグシュウム液 亜鉛……………………0.5% 硫酸亜鉛+0.5% 生石灰液 硼素…………………0.1% 硼砂液 その結果鉄のみがChlorosisを防除出来たが,その生育は尚北部の酸性土壌に生育したものには及ばなかった(第1表および図参照)。その原因として考えられることは,1)上記5要素以外の成分不足,2)鉄撒布液の濃度がうすすぎるか,撒布頻度が少かった。3)他成分と撒布液成分とのUnbalanceのため,4)鉄以外の或撒布液成分の害作用,などのうち何れか又は幾つかに原因があると思われる。そのうちの幾分は土壌の物理的性質にもよるであろう。これ等については将来種々試験を行って見る積りである。なお供試石灰土壌(泥灰岩土壌)の鉄は植物にあまり吸収されないが,2,3の方法で可溶性鉄の試験を行ったが試験結果(第2表参照)と植物の生育とは必ずしも一致しないので有効態鉄の検出法は更に適当な方法が案出される必要があろう。, 紀要論文}, pages = {17--22}, title = {Various Treatments for Pineapple Culture in Calcareous Soils of Okinawa. 1}, year = {1958} }