@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02006900, author = {Kuniyoshi, Seiji and 国吉, 清治}, issue = {8}, journal = {琉球大学農家政工学部学術報告, The science bulletin of the Division of Agriculture, Home Economics & Engineering, University of the Ryukyus}, month = {Jun}, note = {フェライトを含む円筒状導波管を、その軸方向に磁化させると、それと同方向に伝播する電磁波の伝播定数及び遮断周波数はフェライトの直流磁化の強さで変ってくる。本論文では、Epsteinの解析手段を発展させ、フェライトで充された円筒導波管にその境界条件を適用し、直流磁化をパラメータとして含む伝播定数の満足すべき超越方程式を導き、更にその式中の伝播定数を零とおいて得られる遮断周波数を求める特性式を導いた。伝播定数を決定する超越方程式には、E波に対して式(20)、又H波に対しては式(21)を得、尚遮断周波数を定める特性式に式(24)と式(25)を得た。又式(24)と式(25)で、フェライトの非等方性係数μαを零とおいた時、即ち外部磁場が無くなってフェライトが等方性媒質となったときには、式(24)と式(25)はそれぞれTM波及びTE波の遮断周波数を決定する式と一致する。従って式(24)及び式(25)、又それに対応する超越方程式(20)及び(21)はそれぞれ準TM波及び準TE波の遮断周波数及び伝播定数を決定する式といえる。フェライトの磁化の程度を示す非等方性係数μ_aの値を、0から2.0まで変えてそれに対する準TM波及び準TE波の遮断周波数が計算され、第1回と第2図に示された。これはGamoの得た結果と一致し、非等方性係数μαが増加するにつれて遮断周波数は高くなる事を示す。同軸線路はTEM波以外に高次の伝送姿態をもつが、第3章ではそれらの遮断周波数を、フェライトの充った同軸線路について導き出し、準TM波の基本姿態に対して式(37)、又準TE波の基本姿態に対して式(40)を得た。それらの式について二、三の低次姿態に対する遮断周波数を計算したがその結果は第3図に示される如く、円筒導波管の場合と同様、非等方性係数μ_aの増加と共に遮断周波数は高くなる事がわかった。第4章では、同軸的に円筒状フェライトを含む円筒導波管についてその伝播定数を定める超越方程式を式(47)に導いたが、その行列式の根を求めるには、デジタル電子計算機に依る事になる。, 紀要論文}, pages = {421--429}, title = {Cutoff Frequencies of Circular Cylindrical Waveguides containing Ferrites}, year = {1961} }