@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02007098, author = {浦崎, 武 and 武田, 喜乃恵 and 宮脇, 絵里子 and 瀬底, 正栄 and 崎濱, 朋子 and 大城, 麻紀子 and Urasaki, Takeshi and Takeda, Kinoe and Miyawaki, Eriko and Sesoko, Masae and Sakihama, Tomoko and Oshiro, Makiko}, issue = {3}, journal = {琉球大学教育学部発達支援教育実践センター紀要}, month = {Mar}, note = {発達障がいのある学童期の子どもたちへの集団支援において、今まで子どもたちの主体性を引き出す要素として「企画の魅力」、「他者との関係性」、「集団の場(雰囲気)」の3つが重要であることを確認してきた。そして本論文ではトータル支援教室のなかにある「多様な遊び」による影響について考えることにより「関係性がどのように形成され」、「企画がどのようなかたちで子どもたちを取り込み」、そして「場の雰囲気がどのように生成されてくるのか」について整理し、遊びを通した集団支援による「場のもつ力」、支援効果の生成過程について考えた。実際の支援場面を検討した結果、「他者との関係性」に基づき、「企画の魅力」としての素材、遊具が媒介として絡み合い、個々の子どもたちの多様な遊びの展開が、重なり合うことで「集団の場が渦やうねり」となってダイナミックな快の情動の高まりの交差が生まれたことが分かった。そのダイナミックな子どもや支援者の多様で重層的な他者との関わりを通して、子どもたちが知らず知らずに巻き込まれる「遊びの魅力」にともなって場の心地よい雰囲気、「集団の場のもつ力」を作り出し、集団支援の効果を高めていることが分かった。このように「他者との関係の形成」を基盤に、関わりの感覚やリズムに「波長」を合わせた相互作用やちょっとした他者との関わりが契機となって「遊びに流れが生まれてくること」が集団支援の効果の重要な要素である。そして、その要素が結果として、さらなる子どもたちの他者との関係性の深まりや他者との相互作用を生み出し、社会性の基盤を形成するものとして考えられた。, 紀要論文}, pages = {101--117}, title = {発達障がい児への他者との関係性による相互作用が及ぼす集団の場のもつ力の生成過程 ~集団支援企画‘ペタペタコロコロ うみのせかい’の質的分析~}, year = {2012} }