@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02007174, author = {井川, 浩輔 and 厨子, 直之 and Igawa, Kosuke and Zushi, Naoyuki}, issue = {83}, journal = {琉球大学経済研究}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、看護師の人事評価面接における上司と部下の発話状況が記述されたトランスクリプトについて、教育社会学で用いられているIRE連鎖(「開始―応答―評価」)の枠組みを援用して分析を試みることである。その結果、「はい/いいえ」で答えられる二者択一式の質問である「閉鎖質問」には、肯定的な表現を用いた質問と否定的な表現を用いた質問の2種類が存在することが確認された。具体的には、前者のタイプとして「肯定的閉鎖質問―同調回答―評価」と「肯定的閉鎖質問―非同調回答―評価」が、後者には「否定的閉鎖質問―同調回答―評価」と「否定的閉鎖質問―非同調回答―評価」というタイプが含まれる。これら4つのタイプは、「閉鎖質問―不安定回答―暖昧評価」という閉鎖質問の基本形が抱える「情報があまりにもリーンで、会話の方向付けが弱い」という問題を解消するうえで有用である。「肯定」や「否定」という仮説的要素を含む質問から会話を開始することによって、閉鎖的質問を用いた評価面接における簡潔性というメリットを享受しながら、面接プロセスの安定性と具体性を確保することに成功する可能性がある。, 紀要論文}, pages = {15--27}, title = {人事評価面接の会話分析(3):看護師の成長的サポートに関するケース}, year = {2012} }