@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02007186, author = {Miyara, Shinsho and 宮良, 信詳}, issue = {55}, journal = {琉球大学欧米文化論集 = Ryudai Review of Euro-American Studies}, month = {Mar}, note = {沖縄語では、原則として独立文の末尾には明示的なC-要素がくると同時に、焦点化が関わる節(clause) を補部とする1項述語が2形存在することを明らかにしている。その焦点化が関わる節とは、CPの場合か、TP又はVPの場合である。CPを補部とする1項述語は/a/、TP又はVPを補部とする1項述語は/s/である。焦点をあらわす不変化調「や」「どぅ」が節の末端部に付加されるが、CPの場合にもTP又はVPの場合にも、その付加は随意的な場合がある。さらに、TP文はVPに不変化調が付加される際にはまず母音iによってある種の名詞化(nominalization) が起こるが、CPの場合には起こらない。一方、この種の焦点化が関わる日本語動調の/s/の場合には、この/s/は文生成の過程で挿入される意味内容をともなわない形式に過ぎず、沖縄語の1項述語/s/ とは本質的に異なる。さらに、母音iによる名調化(nominalization) に続いて起こる不変化詞の付加に関しでも、日本語ではVPに限って起こり、TPには起こらない。, 紀要論文}, pages = {85--111}, title = {Clasual Focus Structure in Okinawan}, year = {2011} }