@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02007552, author = {韓, 昌完 and 小原, 愛子 and 矢野, 夏樹 and 青木, 真理恵 and Han, Chang-Wan and Kohara, Aiko and Yano, Natsuki and Aoki, Marie}, issue = {83}, journal = {琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus}, month = {Jul}, note = {1994年のサラマンカ宣言以降、世界的にインクルーシプ教育が教育政策の中心的な課題となり、日本においても、共生社会の形成に向けてインクルーシプ教育システムの理念が重要であるとされ、インクルーシプ教育の推進を行っている。しかし、その定義については暖昧なままであり、法律上は未だにインクルーシプ教育に相対する分離教育を示唆する文言が含まれている。そこで本稿では、海外と日本のインクルーシプ教育の現状を比較分析し、日本の特別支援教育におけるインクルーシプ教育の課題について検討した。日本は、インクルーシプ教育を推進しつつも、行政や研究者、教育現場においてその共通理解がないまま進められており、本研究によって、インクルーシプ教育を行うための人的・物的な環境整備等が十分に行われず、理念先行の性急なインクルーシプ教育導入への危険性が示唆された。新しい理念やシステムの導入には、その理念やシステムと社会体制や文化の適合性を学術的な検証及び環境整備が必要であり、今後、インクルーシプ教育を推進していくには、日本の社会体制や文化への適合性を学術的に検証することが最も重要であろう。, 紀要論文}, pages = {113--120}, title = {日本の特別支援教育におけるインクルーシブ教育の現状と今後の課題に関する文献的考察 -現状分析と国際比較分析を通して-}, year = {2013} }