@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02007642, author = {石川, 勇作 and 浦崎, 武 and Ishikawa, Yusaku and Urasaki, Takeshi}, issue = {5}, journal = {琉球大学教育学部発達支援教育実践センター紀要}, month = {Mar}, note = {発達障碍児は、その障害特性から日常的に「困り感」を抱えており、他者との比較を通して自尊感情が低下しがちである。本研究では、小学校の発達の気になる子が「安心・安定した学校生活」を送り、「自立と社会参加」を推進するためには「自尊感情を形成する支援」が必要と考えた。そのアプローチの試みとして、自立活動で「遊び」を媒介として共感的・受容的な対応で子どもの興味・関心に基づいた支援を展開する中で「関係性」を築きながら「自尊感情の形成」に努めた。アスペルガー症候群・ADHDの対象児は集団の中で怒りを表出させて暴言と物の破壊という問題行動を起こしていた。「わくわくワーク(『本人が好きな遊び』と『トレーニング的な遊び』)」を媒介とした支援の中で共感や励まし、快の情動の共有を行うことで関係性が築かれ、「できる」 経験を通して自己肯定感が積み上がっていった。だんだん暴れが減り、笑顔がよく見られるようになり自信をつけていった。安定した学校生活を送る時間が増えて、学習にも前向きに取り組み、他者を受け入れるようになり、自尊感情が高まる様子が確認できた。, 紀要論文}, pages = {21--35}, title = {小学校の気になる子に対する支援工夫に関する実践研究―遊びを媒介とした他者との関係性に基づく自尊感情の形成について―}, year = {2014} }