@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02007919, author = {城間, 江里子 and 城間, 園子 and 緒方, 茂樹 and Shiroma, Eriko and Shiroma, Sonoko and Ogata, Shigeki}, issue = {6}, journal = {琉球大学教育学部発達支援教育実践センター紀要, BULLETIN OF PRACTICE CENTER FOR EDUCATION OF CHILD DEVELOPMENTAL SUPPORT}, month = {Mar}, note = {小学校の特別支援学級おけるiPadを活用した実践事例を紹介しながら、特別支援教育における有効性と今後のICT機器の活用の可能性と課題について検討を加えた。まず使用に先立つ環境設定の面から、学校現場では個人情報の管理などの課題もあり未だ十分な環境整備が整っていない現状を指摘した。今後のICT機器活用のためにも、学校内における早急な環境整備が求められている。また教師がICT機器に慣れるための時間確保についても、今後の大きな課題ひとつであると考えられる。特別支援学級における実際の取り組みについて、1)「集中力の持続が難しい児童のための取り組み」では、児童の集中を持続させるためのひとつの具体的な目標としてiPadを利用した。2)「文字の習得へ向けた取り組み」では、児童の興味・関心を持続させて取り組みを継続させるためにiPadは有効であった。3)「自分の体の動きを知るための取り組み」では、児童の興味関心が高い時期を逃さずにiPadを活用して振り返りをすることができた。4)「細かい部分を見る、知るための取り組み」では、言葉で説明する事が苦手な児童が、iPadで指し示して簡単な言葉を添えるだけで十分満足のいく発表をすることができた。これらのことから、インクルーシブ教育の推進が叫ばれている現在、「合理的配慮」を行うための一助としてiPadをはじめとしたICT機器の活用は有効であると考えられる。とりわけ特別支援教育の場面においては、ICT機器の活用によって子どもの障害に応じた指導内容や方法を選択できる可能性があることから、特に今後の活用が拡大することが期待される。, 紀要論文}, pages = {19--26}, title = {特別支援学級におけるiPadを活用した実践事例}, year = {2015} }