@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02007964, author = {武井, 弘一 and Takei, Koichi}, issue = {32}, journal = {人間科学 = Human Science}, month = {Mar}, note = {近世前期の17世紀は、日本列島の自然が大改造された、新田開発の時代である。稲には、米だけではなく、藁・糠・籾が含まれている。加賀藩を事例にしながら、稲の副産物とみなされていた藁・糠・籾に注目し、それらが村・武家・町社会のなかで、どのように消費されていたのか、その実態を明らかにした。米はヒトの食料となり、藁・糠はウマなどの家畜の餌料となり、ヒトと家畜が近世社会の内部で農業・軍事・運輸の面での動力を担った。すなわち、稲は結果として人畜力のエネルギー源となり、近世社会を発展させる原動力になった。ここに17世紀に広まった稲の意義がある。, 未公開 : 論文中の図1・図2・図3は著者の意向により削除, 紀要論文}, pages = {33--53}, title = {稲の17世紀 : 加賀藩の藁・糠・籾}, year = {2015} }