@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02007981, author = {大角, 玉樹 and Osumi, Tamaki}, issue = {89}, journal = {琉球大学経済研究=Ryukyu University Economic Review}, month = {Mar}, note = {キャリア教育汚染ともいうべき状況が続いている。平成22年2月25日に改正された大学設置基準等を受けて制度化されたキャリア教育は、文部科学省の予算措置(就業力GPや産業界ニーズGP)を受けて、一挙に拡大することとなった。しかしながら、明確な目的ないしビジョンを欠き、単なる科目新設やインターンシップ等の増設にとどまっているケースも多く、場合によってはキャリア教育といいながら就職活動教育に矮小化されているケースもある。また、キャリア教育関連科目の行き過ぎた増設により、大学本来の専門教育や教養教育がおざなりになっている傾向もみられる。まさに、ビジョンなきキャリア教育が大学教育を汚染していると言っても過言ではないだろう。本稿では、従来のキャリア教育ではあまり重視されてこなかった概念である、「レジリエンス」に注目し、試行として実施した起業体験プログラムのプロセス、結果から、今後の産学連携教育の方向性を探っていきたい。そうすることによって、将来、ミスマッチングがあっても克服する、乗り越えていく力の醸成が可能となり、場合によっては、国策で示されている起業大国、イノベーション大国につながる人材育成が可能になるかもしれない。日本の若者は、失敗を極度に恐れているという調査があり、また、日本の文化も失敗に対する許容度が低い文化である。レジリエンスを高める起業家教育は、このような状況を打破する橋頭堡になるかもしれない。, 紀要論文}, pages = {25--48}, title = {産学連携教育の新展開 : レジリエンスを高める起業家教育プログラム}, year = {2015} }