@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008049, author = {Yogi, Minako and 與儀, 峰奈子}, issue = {58}, journal = {琉球大学教育学部紀要}, month = {Mar}, note = {現代日本語における外来語の中で、漢語を除くと、最も多くの割合を占めるのがカタカナ英語と呼ばれる英語に由来する語(英語借用語)である。本稿では、既に日本語として定着したカタカナ英語を英語教育に応用する可能性を探る。外国語学習の難易を決定するひとつの条件として第一言語と第二言語の類似性があげられる。特に2つの言語間で語彙的な類似性があれば学習者は親しみを感じ、学習効果が上がることが観察されている(cf.Odlin1989)。カタカナ英語が広く流布し容認されていることを考慮すると、少なくとも初級レベルにおいては、英語は日本人学習者にとってかなり親しみがあり,それ故うまく導入されれば高い学習効果を生み出すことが期待される。そこで本稿では、6種類の中学校英語教科書1年生用から3年生用までの計18冊で登場する英単語の中で、その訳語が既にカタカナ英語として定着している語(例えばcomputer「コンピュータ」)の割合を調べた。そして、それらの印象について115人の中学生を対象にアンケート調査を行った。その結果、英語学習という観点から彼らがカタカナ英語に対してかなり好感を抱いていることがわかった。同時に、彼らが発音について心配していることも伺えた。そこで、音声理論に基づきカタカナ英語から正しい英語の発音ができるようになるためのアプローチを示唆する。, 紀要論文}, pages = {109--132}, title = {A Note on Junior High School English Textbooks with Special Reference to the Vocabularies Corresponding to English Loanwords}, year = {2001} }