@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008092, author = {緒方, 茂樹 and 相川, 直幸 and 吉田, 嵩 and 岩城, 達也 and Ogata, Shigeki and Aikawa, Naoyuki and Yoshida, Takashi and Iwaki, Tatsuya}, issue = {81}, journal = {琉球大学教育学部紀要}, month = {Jun}, note = {音楽は、学校現場において実践的な取り組みに結びつきやすく、なおかつ子どもの様々な要素の発達を知る指標ともなり得る有効な媒体(メディア)であるといえる。従って、音楽に対する生体(人間)の認知の特性と反応様式を客観的に評価し、得られた所見を基盤として子どもの実態把握及び具体的な取り組みに関わる実践カリキュラムを考案することができれば、将来的な子どもの発達支援に向けて音楽の活用はさらに有効な手段となりうると考える。そのためには、「音楽に関わる知覚認知・反応性に関わる基礎的研究」、と「総合的な発達や系統的な教育実践プログラムに関わる実践的研究」が共に不可欠となる。これら音楽に関わる基礎的あるいは実践的研究はいずれも、いわば「芸術である音楽を科学する」ひとつの試みとして捉えることができる。本稿では、特に音楽鑑賞時の精神生理学的研究に関わるこれまでの経験を例にとりながら、まず「音楽を科学すること」を目的とした基礎的研究に伴って生じた具体的な課題について整理する。次にそれらの課題を踏まえながら、今後「音楽を科学すること」を目的とした研究アプローチの新たな方策のひとつとして、日本独自の脳波分析方法である藤森法を紹介する。さらに、これまでの藤森法を応用した脳波解析システムの開発経過を示しながら「音楽を科学すること」を目的とした、システムの有用性と今後の可能性についてまとめる。, 紀要論文}, pages = {183--197}, title = {芸術である音楽を科学しようとする試み : 精神生理学的アプローチの有用性と新たな脳波解析システムの必要性}, year = {2012} }