@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008142, author = {武井, 弘一 and Takei, Koichi}, issue = {6}, journal = {地理歴史人類学論集, Journal of Geography, History, and Anthropology}, month = {Mar}, note = {近世に生きた村老たちの治水論に迫ることで、洪水・水害と村社会との関係のありようを問う。これが小稿の課題である。村老として注目したのは、加賀藩の篤農家・土屋又三郎と享保改革の地方巧者・田中丘隅の二人である。新田開発が進む17世紀には、河川流域にまで耕地が広がっていなかった。したがって、川の氾濫は、ヒトへ与える危害が少ない洪水だった。一方、耕地の開発がピークに達していた18世紀前半には、河川の流域にまで村々は広がり、人々は水害に悩まされ続けた。すなわち、新田開発は、近世日本を「水田リスク(人為型危険)社会」に巻き込んだといえよう。, 未公開:論文中の地図1~2は著者の意向により削除, 紀要論文}, pages = {27--39}, title = {近世の村老たちの治水論 : 洪水・水害と村社会}, year = {2015} }