@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008237, author = {Camacho, Keith L. and Ueunten, Wesley Iwao and カマチョ, キース L and ウエウンテン, ウェスリー 巌}, issue = {2}, journal = {International journal of Okinawan studies}, month = {Dec}, note = {オセアニアでは様々な形でアメリカ合衆国の軍事化が進行しているが、本論はこうした軍事化の渦中で起こっている「先住民の抵抗運動」について、民族誌的な考察を呈示することを目的としている。我々の民族誌は、個人的な思索や、帝国主義と抵抗に関する文献の知識、そして我々の社会変革への貢献を通して得た知見にもとづいている。本論では「先住民の抵抗」という包括的表現を使用するが、「先住民性」についての概念やその解釈、その使い方は、人々や場所によって異なることは認識しているつもりである。そのうえで、過去数十年間のグアムと沖縄における先住民の抵抗の状況が、予備段階的にどう評価できるかについて解説する。最も特徴的なのは、これらの先住民運動を通して、トンガ出身の批評家であるエペリ・ハウオファが言う「歴史と文化が帝国主義的現実と具体的実践行動に結びつく」オセアニアという場所に、もうひとつ新たな地域的アイデンティティが生じているという点である。こうした運動は、海を遺産として共有しているという認識のもと、包括的で順応性に富んだアイデンティティのありようを模索し続けてきたが、このアイデンティティはグアムと沖縄に駐留する米軍を批判する手段ともなると言える。, 論文}, pages = {85--104}, title = {Determining Oceania : A Commentary on Indigenous Struggles in Guam and Okinawa}, volume = {1}, year = {2010} }